前へ
次へ

相手に法律の専門家がつかないときの離婚

離婚は最初は夫婦の話し合いで解決しようとするでしょうが、互いの意見がぶつかると決裂してしまいます。協議離婚が難しいときはその次のステップとして調停離婚を考えることになり、さらに先にある離婚裁判も考えなくてはいけないでしょう。法律の手続きも多くなることから弁護士に間に入ってもらうことで有利に話を進められることも多くなります。離婚の場合は通常それぞれが別の弁護士に相談をして、それぞれの主張が通るよう弁護士がサポートをします。ある夫婦では一方に弁護士がついたものの一方に法律の専門家がつかない形で調停離婚に進みました。一見弁護士をつけた方が有利に進められそうですが、専門家がいない側が調停案に納得しなければさらに泥沼に陥ってしまいます。相手に弁護士がついていないときには相手に法的なアドバイスができる環境を与えることも大事になります。調停離婚を成功させようとするなら無理やり突き進むのではなく、どうしたら相手の同意が得られるかを考えて進めなければいけません。

Page Top